コメント欄に罵倒を書き殴っていく荒らし。
その大量発生による炎上。
これら全てをひっくるめて「コメントスクラム」という呼び方もあるようです。
どれも共通するのは「大量の人間が非難する言動を書き込んでいく」ということです。
これらに対処するための方法はただ一つです。
・相手にしない
この単純な手段しか荒らしやコメントスクラムを排除し、炎上を防ぐ手段はありません。具体的には
「コメント・トラックバックの削除」です。
コメントを排除するのは気が引ける、とお考えかも知れません。
また、「コメントを削除するな!」「他人の意見を排除するのかよ」というような書き込みが出てくるでしょう。そういった一方的にあなたを非難するコメントに「そうかもなあ」などと思ってはいけません。
まず、非難を浴びせている人間の言葉をよくみてください。
指摘や注意ならばあなたのコメント欄に書かれているような言葉がでてくるでしょうか? 反省や謝罪をしろという強制・脅迫が書き込まれるでしょうか?
どちらもありえません。
本当に言論の自由を認め、人それぞれに意見があると理解している人間ならば、あくまで自分の意見として賛成・反対を表明し、他の人はどうあれ自分はこう考えますという立場を貫くはずです。他人の考えを変更させようなどとは思わないでしょう。
もちろん世の中にはやって良いことと悪いことがあります。やってる事が悪いことならば強制的にでも変更を余儀なくされます(犯罪がこれです)が、それはあくまで悪いことをやっている場合に限られます。世間の動きや流れなどに対して「ちょっとおかしくないか?」と感じることは悪いことではありません。そういった敏感さが時として世の中の悪化を防ぐこともあるでしょう。
そういった慎重な態度や違和感を「悪」と断じることは出来ません。
あなたに謝罪や反省、変更や書き換え、訂正を要求してきたら、それは荒らしだと思った方が良いでしょう。
まずは、そういう用心深さ(言葉は悪いですが、疑り深さ)を身につけて下さい。
世の中は善人で構成されているわけではありません。善人や正直者は全体の2~3割程度。残りの7~8割は他人の利益に群がる偽善者か、他人からものを奪って生計を立てようと企てる悪党です。
悲しいかな、これが現実のようです。
さて、コメントやトラックバックを削除したら、向こうはあなたの削除行為を非難するでしょう。
しかし、騙されてはいけません。
荒らしや炎上にとって必要なのは、書き込むことが出来る空間です。
炎上とは嫌がらせコメントが大量に集まり、ブログやサイトをやってる人を精神的に追いつめる事にあります。
その為にも、
荒らしの手口
1、コメントを書き込む場所が必要
2、コメントを書き込んで、それを呼び水にして別の人間を呼び込む
3、やってきた人間が先にあるコメントを見て、「じゃあ俺も」と思わせる。
というような事が必要です。
あなたがコメントを削除していけば、トラックバックを排除していけば、そのとっかかりがなくなります。
ちょっと思い出してみて下さい。
ネットを始めた頃、掲示板やコメント欄に書き込むのに勇気がいりましたよね? 今だって、始めての場所に踏み込むのは勇気がいりませんか? 荒らしだって同じなんです。
最初に書き込む誰かがいれば、次がやりやすくなる。
でも自分が最初になる勇気はない。
だから最初に突撃する“バカで愚かな”勇者が欲しくなる。
おおかたそんな所です。
だからこそ、断固としてコメント・トラックバックの削除をしていく必要があります。
とっかかりが無ければ、最初の一歩を踏み込む勇気のない根性無しの小心者(周りに流されるだけの主体性のない人間、自立や自律とは無縁の根性無し)は消滅していきます。
それでも書き込んでいく奴は、「職業的な荒らし」でしょう。
昨今の言葉でいうならば、ネットウヨクと言えます。
ネットウヨクの「ウヨク」部分に疑問を感じたならば、「ネットチンピラ」「ネットヤクザ」「ネット狂信者」と言っても良いでしょう。
自分が正しい、自分が基準だと思って行動しているバカの事です。
そんな連中をまともに相手できますか?
できませんよね。
しぶとくコメントを残していく輩は、その時の気分で行動しているのではなく、必死になって行動している粘着性質の人間か、それが仕事になっている人間でしょう。
ここでいう仕事というのは、それによって給料を貰ってるという状態をさすだけではありません。
職業的荒らしの大別
・荒らし行為で金を貰ってる
・植え付けられた信念に基づいて行動している人間
世の中には後者の人間もいるんです。洗脳やマインドコントロールにはまっている人間と言えます。彼らは自分のやっていることが「崇高な使命」「己に課せられた義務」と思ってます。ですから、無償であっても活動を続けます。
自覚無き協力者、と言っても良いでしょう。特定の勢力の利益のために知らず知らずに行動してしまう状態です。例えば宗教や政治が「こういった方針で行く」というような事を決定したとします。あなたがその宗教なり政治の方針なりに沿って行動しようと思ったら、それ以外の行動全てが「間違い」「邪道」「非道」に思えてくるのではないでしょうか? そこまで行かなくても、宗教や政治と違った方向性は非常に不経済で非効率で矛盾と間違いに満ちていると思えてきませんか? 自分の従ってる宗教や政治の間違いには目を向けず、ただただ自分(の所属している、帰依している、信じている対象が言ってる言葉や思想)の敵として自分以外の存在をみていませんか?
あなたのコメント欄を荒らしている人間は、そういった連中です。
非難コメントを寄せてる人間には、流れに巻き込まれている者と、流れを創り出している者がいると思われます。
流れを創り出しているのが「職業的荒らし」です。
こういった連中に説得や交渉、譲り合い、議論というものは無駄です。向こうからすれば、自分を主張し続けないと立場がありません。そもそも世間と折り合いを付けていけるような意見ならば、強硬に意見を主張する必要もないんです。それなのにバカの一つ覚えのように、壊れたテープレコーダーのように、同じ所を何度も繰り返すCDプレイヤーのようにいつまで経っても同じ事を繰り返す(文言は変えても、言ってることは同じ、という事です)のは、主張し続けないと誰もついてこないからに他なりません。
こういった手合いには、話し合いなど時間と労力の無駄でしかありません。
ですから最初に主張したような手段しか残されないのです。
1、相手にしない
2、具体的な手段として、「コメント・トラックバックの削除」
付け加えるなら、
3、IP・リモートホストなどを書き込み禁止に指定する
というの加わります。
とにかく、断固として排除して下さい。
でなければ、自分を正義と勘違いしているバカ共にあなたが潰されます。
例え貴方が我慢できても、あなたのサイトやブログを楽しく訪れていた他の人がこれなくなります。あなた一人のために他の多くの人達を不幸に陥れるつもりですか? 貴方の意見を楽しみにしていた多くの人達を排除するつもりですか?
いいですか、心して下さい。
悪しき者を排除することが、善良なる者を守る事になる。
人は弱い者です。例え巨大であってもそれが悪ならば立ち向かう、という勇気のある人間は全体の1%もいれば良い方です。それ以外の大多数は流れに従っていようという小心な人がほとんどなんです。
悪いとは言いません。
だからこそ、発言する人や行動する人が善良さを失わず、断固とした態度をとる必要があるんです。
あなたが今後もブログやサイトを続けていきたいのならば、断固とした措置をとってください。
それがあなたを応援する人々に対するあなたの義務です。
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